口腔内スキャナーを使用した診査診断が当院でも増え、そのメリットを感じています。
口腔内を小型カメラで撮影し、精密に捉えることができるので、必要な情報を従来の型取りによる負担を軽減しながら正確に伝えることができます。データでやり取り出来る為、歯のかぶせ物を技工所に依頼する場合やマウスピース型矯正装置を作製する上での連携が非常にスムーズとなります。
矯正治療に関連する変化としては、従来のブラケットとワイヤー装置を使用する矯正装置と、マウスペース型矯正装置（インビザライン）の違いについてお話する機会が増えています。下図にその違いを簡単にまとめてみました。
それぞれ得意な歯の動きやメリット・デメリットが存在します。一方で、装置のメリットのみが強調されるような商業的な手法には注意が必要と感じます。
個々の歯並びの状態に即した綿密な診断=治療計画が重要であることを忘れてはいけません。
当院では患者さんへの説明を通じて、治療に対する正しい理解と知識を持って頂くことに注力しています。新しい技術を導入することは、日常診療の大きな変化を伴います。
当院では良い変化を積極的に取り入れ、ドクター＆スタッフがひとつになって、新しい知識の吸収と勉強=情報提供を積み重ねてきたいと考えています。
ご不明な点はお気軽にご相談下さい。🌼