乳歯列から永久歯列へのはえ変わりの時期は、特に前歯において新しく出てくる大人の歯=永久歯がどんな方向で出てくるのか?どのような形をしているのか?みなさんよく観察されていると感じます🌱近年は顎の大きさに対して歯が大きいアンバランスも指摘され、歯の重なりを気にされて来院される方も多くいらっしゃいます🌼

「歯がとっても大きい」という感覚は、一般的に前から歯を観察した時の横幅のイメージを示しています😣一方で、それらのイメージにプラスして観察すべきポイントに歯の厚みがあげられます🌷上顎前歯部において正面から観察する前歯の形態に対して、裏側の形態には実に多くのバリエーションがあります💦

歯が基礎となる顎の骨=歯列の形に対してきちんと並ぼうとする時に、幅と厚みのバランスが重要になります😊厚みが大きな歯である程、並びにくくなります⚡矯正治療前の観察においても歯の形態の個体差をみることは重要です。キレイに上下の歯が接触してかんでいるのに前歯が出た感覚があれば歯の厚みとの関連も疑われます。

また、深い溝=盲孔が歯の内部にまで及んでいる場合は、知らず知らずのうちに虫歯菌が侵蝕し、神経への感染を喚起することもあり注意が必要です。

豊中のなかすじ矯正・小児歯科クリニックでは出てきた歯がどのような形をしているか裏側からもよく観察する大切さを生え変わりの時期にはお話しています。気になることがございましたらお気軽にご相談ください。