反対咬合の治療はその根本的な成り立ち=骨格的な特徴(上顎と下顎の位置関係)によって治療の考え方が異なってきます🌷
一見お口をかみ合わせた状態からは上下の歯が上顎と下顎という別々の構造体の上に立っているとは想像しにくいものですね😫
大切な頭・脳を支える頭蓋骨の部分と複合的につながっている上顎の成長発育は比較的早く終了し、自由に動かすことのできる下顎は身長が伸びる時期=思春期の頃に大きく変化する傾向があります⤴それらの成長発育における骨格的な特徴・変化が反対咬合の治療を難しくしています🌟
見た目でなんとなく治療を行うのではなく、下顎が大きく骨格的な受け口の傾向をお持ちなのか、歯の傾斜による問題であるかの見極めが必要となる理由がそこにあります😃
一般的には5~6歳の年齢で歯科受診がスムーズにできる場合、まずは今後萌出予定の永久歯の数がきちんと整っているのか(先天的な欠如歯や過剰歯の存在がないかetc.)隠された問題がないかをパノラマレントゲン写真にて診査させて頂きます🌷その後協力性に応じて歯並びの基本的な検査が可能であれば骨格的な診断を行います🔎骨格的な特徴に由来する反対咬合治療は乳歯列期だけで完結することは少なく、成長発育と共に下顎の成長が活発化し問題が複雑化していきます♤変化は個々に応じて様々です✨
振り返るとあっという間に過ぎていく子供達との時間ですが、豊中のなかすじ矯正・小児歯科クリニックでは長期的な視点に立ってその時々で何ができるかの情報提供を大切に考えています🐰ご心配な事がありましたら受診時にお気軽にお尋ね下さい🌅