乳歯は概ね3歳くらいまでに上下左右20本が生えそろいます🐟
咀嚼・発音といった大切な機能をサポートすると共に、永久歯の道しるべとしての役割も担います🏀一番奥の乳歯が10〜12歳ころに永久歯へと交換するまでその役割は続きます🎾
しかしながら、成長発育の中で役割を全うする乳歯もあれば、虫歯や外傷・永久歯の異所萌出etc.によって早い時期に途中でダメになってしまう乳歯も存在しています😌
そのような場合、隣の歯が傾斜・移動してきたり、かみ合う対合歯が挺出(伸びてくる)するなどして歯並びの問題・咀嚼機能の問題が引き起こされてしまいます😢
そこで、失われた空間を現状のまま保持する目的で保隙装置を使用することがあります💡
きちんと歯磨きや、予防管理を続けていても6歳臼歯の異所萌出の問題は適切な時期にレントゲン診査によって確認しないとわからないこともあります😌
豊中の医療法人 なかすじ矯正・小児歯科クリニックでは、幼稚園の年長さん・小学校1年生の頃にはこれから萌出を控えている永久歯の状態が確認できるパノラマレントゲン写真による診査をおすすめしています。問題が大きくなる前に対応することが大切ですね🌿
下図(異所萌出)に対する治療内容:部分矯正治療にて上顎第一大臼歯をできるだけ元の場所に移動し、後続永久歯の萌出を促す。後続永久歯萌出まで時間を要する場合は、スペース確保のために保隙装置の使用を検討。
①費用(自由診療・税込) :矯正検査費用 15000円、部分矯正費用 170000円、調整観察費用 3300円/来院月
(注)治療難易度によって追加検査費用、ご契約費用が加算される場合があります。
②治療期間・回数:約6ヵ月、12回。
③リスク・副作用
処置に伴う疼痛。牽引用装置が頬粘膜や周囲歯肉と干渉し、口内炎の誘発や、歯肉腫脹・食事時の違和感が出現する可能性。牽引用装置周囲のブラッシング管理がおろそかになると虫歯発症リスクが増加。計画通りに歯が動かない場合は、上顎小臼歯の抜歯(本格矯正治療)を検討する可能性が存在。