歯科治療 歯周病治療

Shishubyo
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歯科治療

歯周病と歯周病予防

歯周病と歯周病予防の診察

大人になったら、虫歯よりも歯周病の心配を

歯周病は一般的に、知らず知らずの間に問題が悪化することから「サイレントキラー」とも呼ばれる生活習慣病です。基本的には歯を支える骨が喪失し、歯を保存できなくなってしまう病気で、40代をすぎたあたりから歯を失う一大原因となるのが、この歯周病です。ブラッシングがおろそかになっていると、歯と歯肉のあいだに存在する歯周ポケットと呼ばれる隙間で細菌の塊が増殖し、歯周病進行の引き金となります。咬み合せに不正が存在し、咬む力が過度にかかりすぎる所などはさらに歯周ポケットの破壊が生じやすいと言われています。虫歯になりにくい方ほど、歯周病のリスクが高いことが知られていますので注意が必要です。

あなたはプラークコントロール、
できていますか?

歯周病対策としては、プラークコントロールと、力のコントロールが有効です。

  • プラークコントロール

お口をきれいに保つ毎日のブラッシングと定期検診が基礎

  • 力のコントロール

かみ合わせのバランスに問題がないか、歯ぎしりなどの過剰な力のストレスの予防

プラーク(歯垢)の中では毒素を吐き出す細菌が塊となってうごめいていますので、これを減らすためのコントロール(歯磨き)が必要です。コントロールといっても、ただ歯を磨けばよいというものではなく、正しくケアしなければなりません。「歯垢」が唾液中のカルシウムと合わさり固まって「歯石」になると歯磨きで取ることはできません。歯科医による「定期的なメンテナンス」を受けるのが有効です。

PMTCを受けましょう

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は歯科医院で行う、プロの手による専用機械での歯の掃除のことです。
歯石を取りのぞき、歯垢がたまっていないかの状況を検査します。その上で日々のプラークコントロールのポイントをアドバイスいたします。通常は3カ月に1回くらいのペースで行っていただくのがベストですが、場合によっては半年に1回でもいいかもしれませんし、逆に状態が良くないと判断すれば1週間に1回を続けなければならないかもしれません。むしろ、その深刻度の度合いから1ヶ月に1回から3ヶ月に1回、そして6ヶ月に1回といったように、だんだん間隔を長くすることができればよいのではないかと思います。

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング) 歯の掃除

歯科治療

歯周再生療法

歯周病は歯のまわりの組織がこわれていく生活習慣病

歯周病は、歯と歯茎の間に入り込んだ歯周病菌が原因となって炎症を引き起こし、歯のまわりの組織(歯周組織:歯槽骨、歯肉、歯根膜など)がこわれていく生活習慣病です。
初期にはほとんど自覚症状は現れませんが、進行するにつれて、しみる、歯茎の出血、歯のぐらつきなどの症状が現れて、最終的には歯が抜け落ちてしまうことがあります。

軽度の歯周病の場合、歯やそのまわりを清潔な状態に保つことで症状を抑制したり、改善したりすることが可能ですが、重度の歯周病にかかって歯周組織が大きく破壊された時などには、歯周組織を再生させる「歯周再生療法=歯周外科処置」を行い、歯を少しでも長く保存するための基礎治療が必要となることがあります。

歯周再生療法とは、歯周病により破壊されてしまった歯周組織の再生をはかる方法です。再生材料として様々な製品が使用されていますが、術前にCT診査を行いその適応を見極める事も大切です。再生治療を行い短期的に良い結果が得られたからといって安心はできません。長期的なメンテナンス管理が必要です。

歯周再生療法のイメージイラスト

歯科治療

歯ぎしり・
くいしばりの防止

歯ぎしりについて~「歯ぎしり」大丈夫ですか?~

寝ている間、無意識に歯をガリガリとすり合わせる「歯ぎしり」。
一般的には自分では気が付きにくいものです。「歯ぎしり」の種類によっては、周囲の人も気が付きにくいこともあり、「クセだから」「大したことがない」と放っておく方も多くいます。
当院では、定期検診で歯のすりへりや形の変化に注目し、「歯ぎしり」によるリスクについても事前にご理解いただいています。

歯ぎしりのイメージイラスト

「歯ぎしり」セルフチェック

  • 歯にひびがあったり、欠けたことはありますか?
  • 上下の歯が噛みあうところに、すり減りがありますか?
  • 口を普通に閉じた状態で、口の中で上下の歯がくっついていますか?
  • 集中しているときに無意識に噛みしめていますか?
    (車の運転、パソコンで作業をしている時、趣味に没頭しているなど)
  • 歯と歯ぐきの境い目が削れていますか?
  • 朝起きた時に口の周囲がこわばっていたり、顎が疲れていますか?
  • 頬の内側や舌にかんだ痕がありますか?
  • 肩こりや、頭痛が多いですか?

歯ぎしり・食いしばりの予防

歯ぎしり・食いしばりを完全に止める方法はありませんが、緩和したり予防したりすることはできます。

当院では歯ぎしり・食いしばりの緩和・予防として、「ナイトガード」という就寝中にご使用頂くマウスピースの作製・提供を行っています。ナイトガードを装着することで、顎関節や筋肉・歯周組織に加わる力が軽減できるようになります。初診時には歯のすり減りや微細なヒビ割れをマイクロスコープを用い精査し、今後の力のストレスによるトラブルの予測をご説明しています。

ナイトガードの画像

ナイトガードは歯ぎしりの状況等に合わせてハード・ソフト素材があります。

歯ぎしりを放置すると
次のような問題を
起こすことがあります

1歯への問題
歯の摩耗・破折、歯がしみる、噛むと痛い、虫歯の発症、かぶせものや,つめものの脱落や損傷
2歯周組織への問題
歯肉が下がる、骨隆起がすすむ、歯肉炎・歯周病(=歯槽膿漏)を進行させる
3舌、頬粘膜への問題
歯の圧痕がついている
4全身への問題
頭痛,肩凝り
5顎関節への問題
顎関節症,開口障害,カックン音
歯ぎしりの症状例1
歯ぎしりの症状例2
歯ぎしりの症状例3

歯ぎしりによって、歯と歯茎の境界部分がくさび型にすり減ってしまったり、一部が欠損してしまうなど様々な形で歯が消耗し、傷んでしまう原因にもなってしまいます。その結果、歯根面部分の虫歯の発症や、知覚過敏の原因にもなります。いずれにしても、歯ぎしりは歯や体の健康にとってよいものではありません。当院では予防・対策としてナイトガードの使用をお勧めしています。

あなたの歯ぎしりはどのタイプ?

グラインディングのイメージイラスト

グラインディング

上下の歯をすり合わせる

クレンチングのイメージイラスト

クレンチング

上下の歯を強く噛み締める

タッピングのイメージイラスト

タッピング

小刻みに歯を鳴らす

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